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監督からの挨拶
京都大学入学おめでとうございます。これから始まる大学生活の、溢れる可能性の中で、馬術部に興味を持ってくれたことを大変うれしく思います。 あなたが馬に興味を持ち、馬術部の門を叩いてくれたとして、きっと馬たちは、その優しいまなざしであなたを迎えてくれるはずです。向かいあった時、その瞳を美しいと思い、愛らしい表情に心和む人も多いでしょう。 しかし、いざ馬に触れ、世話をしようとした時、ふと思うことがあるはずです。"怖い"と。それが当たり前なのです。自分の10倍はある巨体を持ち、どんな動きをするのかも分からなければ、それは"モンスター"以外のなにものでもありません。 幸運なことに、彼らはとても穏やかな性質を持っており、ひとつずつ理解することで、不安なく扱うことができるようになります。きっとあなたも半年もすれば、馬の体温を癒しとして感じられるでしょう。そして彼らの背にまたがり、パフォーマンスを求めていくわけですが、この過程はもの言わぬ彼らとの間に共通言語を築きあげ、わかりあっていく過程に他なりません。 京都大学馬術部にはひとつの重要なこだわりがあります。それは馬術部の最上級生としての一年間は、決められた一頭の馬とコンビを組み、パフォーマンスを追及していくということです。この一年は責任も重く、悩みも多い一年になるはずです。しかし、ありきたりですが、だからこそ他に代えがたいやりがいがあるのだと断言できます。その最後の一年を終えたとき、"モンスター"だったはずの馬は、かけがえのない"パートナー"としてあなたの隣に立っているはずです。 初めは気楽な気持ちで馬とふれあいに来てくれたら結構です。もし、もっと彼らとわかりあいたいと思えたら、ぜひ彼らのより良きパートナーとなるために、ともに努力していきましょう。17頭の馬たちと24人の部員一同、心からお待ちしています。 京都大学馬術部 教官 中村 暢宏 新歓ページへ/トップへ |